朧村正 完了

全ED確認。初回クリアは無双モードで鬼助編、百姫編共に7時間弱。その後、他ED回収に8時間くらいですかね。なので総時間は22時間くらい。
やー、楽しかったです。
物語、演出、音楽その他全体に和のテイストを徹底的に追求した作品です。有名な浮世絵などをモチーフとした場面が大量に登場します。その美麗さは言わずもがな。文字通り、天地を股に掛けた大冒険活劇を軽快なシステムで楽しめます。このほぼロードフリーの軽快さとグラフィック面での充実のバランスは現状だとWiiが最適解だったのだろうと思います。16:9に対応してくれてるのも嬉しいところでした。
不満点…というほどのことはないのですが、全部で108本設定されている妖刀はやや本数が多すぎる面があり、特に後半は打ち出したものの一度も使わなかったりするものも出てきます。そこはちょっと残念だったかな。まあ、それぞれ必殺剣が違うのでそれを突き詰めれば差は出てくるんでしょうけれどね。攻撃力に関してはアイテムで補正できたりするので。
あとは移動かな。最近のご親切なシステムに慣れすぎたこっちが悪いのですが、やはりエリアの端から端まで移動!!(武蔵の國から大和の國とか)となるとちょっと躊躇する面も。籠屋や舟など部分的なショートカットもありますが、エリアが限定されてるので使い勝手は今ひとつ。まあ、当時の「旅」の演出としては現行程度の仕様の方が正しいよなーとも思うのですが。

物語。記憶を失い、かつての仲間から訳も分からぬまま追われることとなった抜け忍の鬼助。謎の浪人・飯綱陣九郎の凶刃から許嫁を庇うも、陣九郎の操る奇妙な術によりその肉体を奪われてしまう百姫。互いに違う物語でありながらも「朧流」という接点で繋がりを持ち、それがあとから効いてくるって感じですかね。ラストはどれもお約束的でありつつもグッと惹き付ける魅力のあるラストでした。なお分岐条件に関してはクリア後に提示されるのでそちらを見れば見逃しナシの新設設計でした。
キャラとしては主人公連中は元より、稲荷の使いの狐たちが良かったかな。とくに百姫編に登場する紺菊は良いキャラでした。好いた男のために健気に尽くす様がなんとも言えず。それだけにもう少しストレートに報われて欲しかったかなとは思います。

Wiiでそれなりに歯ごたえのあるアクションRPGが楽しみたいなら買いの一品だと思いました。良作。

ちなみに、初回クリアレベルは百姫39。鬼助45。2回目以降は90〜99でした。